車の椅子に吊り下げられるティッシュカバーが欲しい
車の中に置いておく箱ティッシュは、そのままの状態で後部座席脇のポケットに置いていたのですが、ちょっと見栄えが悪いのでティッシュカバーを作ることにしました。
運転席の椅子の後ろに吊り下げるようにしたいと思い、ネットで作り方を検索してみたのですが、あまりきちんと解説しているサイトがありませんでした。
自宅に置いてある箱ティッシュは、私が作ったカバーがかけてあるので、それをもとに車用のティッシュカバーを自作することに。
車用ティッシュカバー(裏ゴム入り)の作り方
材料
100均のカットクロス
車に吊り下げるタイプは初めて作るので、いきなり高い布を使うのは気が引けたので、100均のカットクロスを使う事にしました。
使った布は、ダイソーの「起毛はぎれシャンブレー70×50cm」。起毛でなくて良かったんですが、無地の落ち着いた色の生地が欲しくて、これが一番好みに近かったのでこれにしました。片面が起毛になっているので、そちらの面は裏側にします。
ナスカン、Dカン
使い古したバッグを捨てるときに、金具だけ外しては保管していたものを使います。もともと金古美調なので、中古とは思えないくらいです。わざわざ買わなくても、十分に使えるパーツです。
ゴム
裏のティッシュケースを入れる口の周りにゴムを入れます。大きめのティッシュケースや小さめのティッシュケースなどサイズが多少変わっても、カバーがブカブカしないでフィットすると思います。使ったゴムは4コールの細いゴムです。
1.型紙から布を切る
製図の通りに布を切って、2枚用意してください。
縫い代は、ティッシュの取り出し口になる部分とゴムを入れる口が2cmで三つ折りになります。他の縫い代は1cmです。
2.紐を縫って、金具をつける
紐を作ります。中央で折って、縫い代は1cmで縫ってください。
短い方にDカンをつけて、長い方にナスカンをつけます。
3.本体の口部分を縫う
次に、本体の口部分を縫います。
1cmの三つ折りにして縫います。
2枚とも縫ったら、重ね合わせて、ティッシュの取り出し口を残して縫います。
4.本体のマチ部分を縫う
次に本体のマチ部分を4か所縫います。
紐つけ位置がある2か所に紐を挟んで縫ってください。
紐をつけ終わると、こんな感じになります。
5.ゴムの入れ口を縫う
ゴムを入れる口を1cmの三つ折りにしてぐるりと縫います。
縫うときは、ゴムを通す口を3cmほど残してください。
5.ゴムを通したら完成です。
箱ティッシュを出し入れする口にゴムを通したら「車用ティッシュカバー」の完成です。
まとめ
100均のカットクロスで作りましたが、シックな色合いを選べばそんなに安っぽくならずに出来ました。布のサイズもそれほど必要ないので、安く売っているハギレで十分です。
家の中で使う用のティッシュカバーと違う点は、紐にナスカンを付けたことです。これで、座席の頭部分を外さなくても楽に着脱できます。車の座席に着けてみましたが、使い心地も上々でした。
意外と簡単に出来るので、お試しください。