臭くなったタオルなどの臭いを確実にとるには
お風呂上りにタオルで体を拭いたときに、なんだか臭いな・・・と思うときありませんか?
毎日のお洗濯で、ちゃんと汚れが取れていなかったり、乾燥するのに時間がかかってしまったりすると、雑菌が繁殖して臭いの原因になります。
一度臭くなったタオルなどは、もう一度洗濯機で洗いなおしても、また臭くなりますよね。
洗濯機で何度洗っても完全に臭いを消し去れないなら水道代の無駄です。
柔軟剤で臭いをごまかしても、なんだかスッキリしません。
臭いをとるには、原因になっている雑菌を退治することが重要です。
そこで、確実に雑菌を退治できるのが、
「煮洗い」なんです!
我が家で実践している、煮洗いの方法について紹介したいと思います。
煮洗いの手順
用意するもの:
- 大きな鍋(ステンレスまたはホーロー)
- 粉石けん
- 酸素系漂白剤
- トング(熱くなったタオルや衣類を取り出すときに使う)
煮洗いの注意点:
- 色の濃いものと薄いものは一緒にしない
- やけどに十分注意する
- デリケートな衣類は避ける(羊毛・絹はNG)
※酸素系漂白剤は、ワイドハイターのような液体タイプではなく、粉タイプのものを使ってください。
手順①: 鍋に水を入れて温める
私はいつも煮洗いするときに我が家で一番大きな鍋であるステンレス製の圧力なべを使用しています。
鍋いっぱいに水を入れて沸騰させると、洗濯物を入れた時に水がこぼれるので、煮洗いする物の量で水の量は加減してください。
手順②: お湯に粉石けんと酸素系漂白剤を加える
水が温まってきたら、粉石けんと酸素系漂白剤を入れます。私は大匙1~3杯を目安にしています。
汚れが少ない時、臭いだけ取りたいときは大匙1杯、汚れがひどい時は2~3杯です。もっと大きい鍋を使う方は水の量に応じて増やしてください。
入れ終わったら、トングでかき混ぜて粉石けんと漂白剤をよく溶かしてください。
手順③: 10分くらい煮る
お湯が沸いてきたら、そのまま10分程度煮てください。その後、火をとめて、そのまま10分くらい放置してください。
煮る時間や放置する時間は長くても大丈夫です。時々、トングでかき混ぜてください。
写真は、次男お気に入りのフリースハーフケットを煮洗いしているところ。
大きいので、鍋にギリギリ入るサイズ。洗濯機だと真っ白にならないのが、煮洗いすると真っ白になります。
手順④: 洗濯物を鍋から出して水ですすぐ
やけどしないように注意して、トングを使って鍋から洗濯物を取り出します。
水で洗濯物をすすいでください。
手順⑤: 洗濯機にいれて、すすぎ⇒脱水をする
最後に洗濯物を洗濯機に入れて、通常の「すすぎ」⇒「脱水」のコースで洗います。
手ですすいだ時にしっかりすすげていれば、洗濯機の「すすぎ」は1回でも大丈夫です。
以上、私が実践している煮洗いについて解説しました。
煮洗いにはメリットがたくさん
以前の記事で、バスタオルの代わりにフェイスタオルを使っていることを書きましたが、煮洗いするときにバスタオルだとかさばって鍋に入りません。
フェイスタオルだと、一度に何枚も煮洗い出来るので、定期的にフェイスタオルを煮洗いすると、気持ちよく使えますよ!
「何回タオルを洗っても臭いがとれない・・・」と悩んでいる方は、どうぞ煮洗いを試してみて下さい。
汗をよくかく赤ちゃんや子どもの肌着類、布巾や雑巾、シーツや枕カバーも煮洗いすると汚れも落ち、殺菌もできるのでおススメです。
枕カバーやシーツは煮洗いすることで、熱でダニを退治できます!!(洗濯機で洗っただけではダニは死なないそうです)
もちろん、しつこい汚れや黄ばみなども簡単に真っ白になりますよ。
メリットが沢山なので、是非実践してみてください。