こんにちは。ひつじ子です。
もうすぐ夏休みも終わりますが、お子さんたちの宿題は終わっていますか?
自由研究や工作などの課題がある学校も多いと思います。
そこで今回は、子どもでも簡単に失敗なくできる染め物のやり方についてご紹介したいと思います。
油性マジックペンを使ったマジック染めの方法
染め物というと、専用の染料を購入したり、染液で布を煮たり、いろいろと面倒だと思いますよね。
でも、みなさんの家庭にある物を使って、簡単に失敗なくできる染め物があるんです。
それが『マジック染め』です!!
油性マジックで布に色をつけて作るんですが、油性マジックでただ模様を布に描くだけでは染め物になりません。
そこで使うのが消毒用エタノールです。
エタノールが油性マジックのインクを溶かしてくれるので、まるで染料のように布を染めることができます。
それに、油性マジックなのでエタノールを乾かしてしまえば、水洗いしても染めた部分が色落ちする心配も無いんです。
■用意する物■
染める布(綿)・・・・今回はサラシを使いました。
油性マジックペン・・・・・・カラーがそろっているものだとカラフルに染まります。
消毒用エタノール・・・・・・無水エタノールや除光液などでも大丈夫です。
スポイト・・・・・上の写真にありませんが、薬を飲む用にもらっていた物を使用しました。
輪ゴム数個・・・・・・絞り染めをするときに使います。
ポリ袋・・・・厚みがあるもの。絞り染めをするときに使います。
鉛筆・・・・・染める部分の目印に使います。
丸い容器・・・・・今回は円を描くのに使いました。
消毒用エタノールは薬局やドラックストアで購入できます。値段は私が買ったものは800円くらいでした。ネットだと、もう少し安いものもあります。
アルコールの濃度が高い無水エタノールだともう少し値段が高いです。
油性のインクを溶かすものなら何でもいいので、マニュキュアの除光液でも使用できます。
家にあるものを使ってください。
油性マジックペンは、油性であればどのメーカーでも大丈夫です。
色の種類が多いほうがカラフルに染まるので楽しいですよね。
マジック染めのやり方 (みずたま模様)
1.布にしるしをつける
まず、鉛筆で模様をつけたい位置にしるしを書きます。
鉛筆の線は洗えば落ちます。
2.布にペンで模様を描く
鉛筆で書いた印の中に、マジックペンで十字に点々と線を書いていきます。
マジックペンの色を組み合わせると色が混じってきれいになります。
好きな色の組み合わせを試してください。
3.スポイトでエタノールを垂らす
マジックペンで書いた十字の真ん中に、スポイトでエタノールを垂らします。
すると、エタノールがじんわり染み込んで広がり、インクを溶かしてきれいな模様が出来上がります。
4.水洗いして完成!!
エタノールが乾いたら、水洗いして鉛筆の線を洗い流します。マジックのインクは色落ちしません。(ここで洗剤を使うとマジックが色落ちするので、水洗いしてくだい)
マジック染め(絞り染のやり方)
1.布をねじって、輪ゴムで縛ります。
どんなねじり方でも大丈夫です。輪ゴムで止めた部分や、布が重なっている部分が染まらずに残ります。
2.マジックペンで色を塗る
好きな色のマジックペンで色を塗ります。
私は2色(緑と青)にしてみました。なるべく万遍なく、しっかり色をつけたほうがきれいに仕上がります。
3.布をポリ袋に入れ、エタノールを垂らして揉み込む。
写真を取り忘れましたが、布をポリ袋に入れます(口が閉じるジップロックがおすすめ)。
エタノールを注いで、袋の口を閉じ、布全体にエタノールが染み込むように袋の上からよくもんでください。
4.エタノールが乾けば完成です!!
エタノールが布に染み込んだら、輪ゴムを外してください。指が汚れるので、ゴム手袋があると便利です。
風通しの良い場所に干して、エタノールを乾かせば完成です!!
まとめ
水玉模様のマジック染めは小学3年生の長女が、絞り染めは私が作りました。
水玉模様のほうが簡単だと思うので、子ども向きです。
ぜひ、夏休みの工作などに活用してください!
Tシャツなどを染めたり、染めた布で巾着などの小物を作るのもおすすめです♪